つかこうへいの代表的な2作品『飛龍伝』と『幕末純情伝』がこの秋、ミュージカル2本立てという“ダブルス”公演を敢行する。学生運動の中心に立つ少女と、荒ぶる学生の弾圧を担う警視庁機動隊の青年との交流を描く『飛龍伝』では、ヒロインの神林美智子役をダブルキャストで上演。ともに元AKB48で公私ともに仲がいい村山彩希と岡田奈々の2人が挑む。そして、新選組・沖田総司が実は女だったという大胆な翻案で幕末を描く『幕末純情伝』では、2025年に引き続き村山彩希が沖田総司を演じることになった。さらに、村山と岡田は新ユニット「YUNARIS」としてアーティスト活動を開始すると発表。2本立て、ダブルキャスト、ユニット始動と話題の尽きないこの公演について、村山と岡田の2人に話を聞いた。
■本人たちも「聞いたことがない」まさかの“ダブルス公演”
――今回の“ダブルス公演”、最初にお話があった時はどういう印象でしたか?
岡田:もともとは、『飛龍伝』と『幕末純情伝』のそれぞれで、シングルキャストの予定だったんですよ。それをこの“村山さん”が「私も『飛龍伝』やりたい!」って言いだして…(笑)
村山:(笑)。きっと全然違う空気感になるし、私もやる! ってなっちゃったんです。
岡田:なっちゃった(笑)。
村山:絶対にパンパンになるのを分かっているんですけど、イケるって思っちゃったんですよね。こういう掛け持ちを経験したことがある方って、全然いないじゃないですか。せっかく、両方の作品を上演するのに1つだけでは終われない、って思ったんです。
岡田:聞いたことがないですよね。1ヵ月の中につかこうへい作品を2作品やるって…。
村山:でも、もしやらなかったら『飛龍伝』を観たときに、絶対に悔しい気持ちになるから。『新・幕末純情伝』(2025年8月)、『熱海殺人事件』(2026年2月)とつか作品に出させていただいて感じたのは、自分を削ぎ落とせば削ぎ落とすほど、いいものが出てくるんですよ。今回『幕末~』だけでは、新しい何かを削ぎ落としきれない気がしたんです。スタッフの方にも「本当に大丈夫?」って確認されたんですけど、やっぱりどうしてもやりたくて。
岡田:もう、削りたくて仕方がないんだね(笑)。
――岡田さんは今年、音楽劇『OLD WATERCOLOR FISH』で久々に舞台に立たれて、続けて今回の作品への出演となります。改めて舞台の楽しさを感じられたのでは?
岡田:先日の舞台が約3年ぶりなんですけど、3年も空くと舞台に立ってお芝居するのが怖くなっちゃったんです。自分がどうやってステージに立っていたか分からなくなるんだよね。でも、実際にやるとやっぱり楽しくて。舞台は稽古期間があるので、そこでだんだん感覚を取り戻して、その楽しさに“沼って”、またお芝居したくなるんですよね。舞台って、私みたいに苦手意識がある人でも、稽古で頑張れば実を結ぶことができるので。成長過程を自分で感じることも、ファンの方にその姿を見ていただけることもやりがいになりますね。
■岡田奈々、アイドル時代のステージは「何も考えずに食らいつくような感覚」
――今回、お2人が演じられる『飛龍伝』の神林美智子について、今はどんなイメージをお持ちですか。
岡田:今の時代にはない、強い女性の印象です。たくさんの男性の中にポツンと1人女性がいて、その女性が場をかき乱していく。むさくるしい男の中に咲く、一輪の華かと思いきや、一番むさくるしいのは彼女かもしれない。そんなイメージです。
■本人たちも「聞いたことがない」まさかの“ダブルス公演”
――今回の“ダブルス公演”、最初にお話があった時はどういう印象でしたか?
岡田:もともとは、『飛龍伝』と『幕末純情伝』のそれぞれで、シングルキャストの予定だったんですよ。それをこの“村山さん”が「私も『飛龍伝』やりたい!」って言いだして…(笑)
村山:(笑)。きっと全然違う空気感になるし、私もやる! ってなっちゃったんです。
岡田:なっちゃった(笑)。
村山:絶対にパンパンになるのを分かっているんですけど、イケるって思っちゃったんですよね。こういう掛け持ちを経験したことがある方って、全然いないじゃないですか。せっかく、両方の作品を上演するのに1つだけでは終われない、って思ったんです。
岡田:聞いたことがないですよね。1ヵ月の中につかこうへい作品を2作品やるって…。
村山:でも、もしやらなかったら『飛龍伝』を観たときに、絶対に悔しい気持ちになるから。『新・幕末純情伝』(2025年8月)、『熱海殺人事件』(2026年2月)とつか作品に出させていただいて感じたのは、自分を削ぎ落とせば削ぎ落とすほど、いいものが出てくるんですよ。今回『幕末~』だけでは、新しい何かを削ぎ落としきれない気がしたんです。スタッフの方にも「本当に大丈夫?」って確認されたんですけど、やっぱりどうしてもやりたくて。
岡田:もう、削りたくて仕方がないんだね(笑)。
――岡田さんは今年、音楽劇『OLD WATERCOLOR FISH』で久々に舞台に立たれて、続けて今回の作品への出演となります。改めて舞台の楽しさを感じられたのでは?
岡田:先日の舞台が約3年ぶりなんですけど、3年も空くと舞台に立ってお芝居するのが怖くなっちゃったんです。自分がどうやってステージに立っていたか分からなくなるんだよね。でも、実際にやるとやっぱり楽しくて。舞台は稽古期間があるので、そこでだんだん感覚を取り戻して、その楽しさに“沼って”、またお芝居したくなるんですよね。舞台って、私みたいに苦手意識がある人でも、稽古で頑張れば実を結ぶことができるので。成長過程を自分で感じることも、ファンの方にその姿を見ていただけることもやりがいになりますね。
■岡田奈々、アイドル時代のステージは「何も考えずに食らいつくような感覚」
――今回、お2人が演じられる『飛龍伝』の神林美智子について、今はどんなイメージをお持ちですか。
岡田:今の時代にはない、強い女性の印象です。たくさんの男性の中にポツンと1人女性がいて、その女性が場をかき乱していく。むさくるしい男の中に咲く、一輪の華かと思いきや、一番むさくるしいのは彼女かもしれない。そんなイメージです。