クランクイン!
  •  ヘッラ・ウルッポの長編監督デビュー作『クロノス・カイロス』が、9月11日より公開されることが決定。あわせて、予告編とポスタービジュアル、舞台挨拶情報が解禁された。 本作は、アキ・カウリスマキが“シュールレアリズムの傑作”と絶賛した北欧発のモノクロームSF。監督自身の体験から生まれた、離婚と喪失、孤独、そして再生の物語だ。
     誕生日を祝う席。黒い風船に囲まれたテーブルで、女(ミラ・ルオティ)は男(トニ・プロトニ・ヤルヴィネン)に告げる――「新しい男ができた」。そっと男の頬をなでて去っていく彼女には、すでに新しい恋人がいた。ポールダンスを踊り、球体を宙で操る女。残された男の耳の奥では、その日から鳴りやまない音が響き始める。
     嫉妬と喪失にのみ込まれた男は、女のダンスポールを切断してしまう。壊れた均衡を取り戻す方法は、ただ一つ。新しいポールを打ち立てることだ。
  • 続きを読む