女性アイドルグループ・FRUITS ZIPPERのメンバーとして華やかなステージに立つ鎮西寿々歌が、清水崇監督によるホラー映画『だぁれかさんとアソぼ?』で映画単独初主演という大役に挑んだ。長らく芝居から離れていた鎮西だが、未知なる恐怖表現や座長としての重圧と向き合う中で、演じることへの情熱を確実に再燃させていく。アイドルとの両立を通して見つけた表現者としての新たな扉と、芝居への愛情を語った。
■一度は離れた芝居の世界 巨匠の現場で挑んだ未知の表現
快進撃を続けるグループの活動の一方で、個人のキャリアとしては大きな分岐点に立っていた。心の奥底に眠っていた「表現者」としての欲求が顔を出しかけたまさにその瞬間、ホラー界の巨匠がメガホンを取る作品の看板を背負うという途方もないオファーが舞い込んだ。
「最初は『えっ、本当ですか?』とびっくりしました。FRUITS ZIPPERとしてアイドルを始めてから長らくお芝居から離れていたのですが、また挑戦してみたいなと思っていたタイミングだったんです。清水監督の最新ホラーということで、私なんかがこんなに大きな看板を背負わせていただいていいのかという思いはありましたが、このチャンスを掴むべきだと思い、覚悟を持ってお受けしました」。
彼女が演じたのは、生徒たちの心に寄り添う心理カウンセラーの小春。台本を徹底的に読み込むだけでなく、専門家の監修や個人的な演技レッスンを通して役の輪郭を掴んでいった。しかし、いざカメラの前に立つと、見えない恐怖を相手にするホラーならではの壁が立ちはだかる。恐怖の根源が存在しない空間で、極限の感情をスクリーンに焼き付けることは決して容易ではなかった。
■一度は離れた芝居の世界 巨匠の現場で挑んだ未知の表現
快進撃を続けるグループの活動の一方で、個人のキャリアとしては大きな分岐点に立っていた。心の奥底に眠っていた「表現者」としての欲求が顔を出しかけたまさにその瞬間、ホラー界の巨匠がメガホンを取る作品の看板を背負うという途方もないオファーが舞い込んだ。
「最初は『えっ、本当ですか?』とびっくりしました。FRUITS ZIPPERとしてアイドルを始めてから長らくお芝居から離れていたのですが、また挑戦してみたいなと思っていたタイミングだったんです。清水監督の最新ホラーということで、私なんかがこんなに大きな看板を背負わせていただいていいのかという思いはありましたが、このチャンスを掴むべきだと思い、覚悟を持ってお受けしました」。
彼女が演じたのは、生徒たちの心に寄り添う心理カウンセラーの小春。台本を徹底的に読み込むだけでなく、専門家の監修や個人的な演技レッスンを通して役の輪郭を掴んでいった。しかし、いざカメラの前に立つと、見えない恐怖を相手にするホラーならではの壁が立ちはだかる。恐怖の根源が存在しない空間で、極限の感情をスクリーンに焼き付けることは決して容易ではなかった。