ルーデウスと出会い、ぶつかり、心を通わせ、そして彼にふさわしく「強くなる」ためにそのもとを離れたエリス・ボレアス・グレイラット。テレビアニメ『無職転生III ~異世界行ったら本気だす~』では、第2期で物語の表舞台から離れていたエリスの歩みが、再び描かれる。エリス役の加隈亜衣は、第2期を「エリスとしては薄目で見ているような感覚もあった」と振り返る。ルーデウスの物語を見届けたい一方で、エリスを演じてきたからこそ胸が痛む――。その複雑な思いを抱えながら、第3期で加隈が見つめたのは、強く、真っすぐで、それでもどこまでも不器用なエリスの成長だった。インタビューでは、第3期での芝居の変化、エリスにとってのルーデウスの存在、そして加隈自身の上京や“修行編”ともいえる下積み時代について語ってもらった。
■加隈亜衣が見つめた、エリスの不器用な成長と変化
――『無職転生II』でエリスが登場しない間、加隈さんはルーデウスたちの物語をどのような気持ちで見守っていましたか?
加隈:ルーデウスがどんどん深いところに落ちていく姿を見るのは、やっぱり苦しかったです。しかも第2期では、ルーデウスとシルフィの距離が少しずつ縮まっていくじゃないですか。そこで「おや、これはもう見られないぞ」と(笑)。最初の頃は、なかなか向き合えませんでした。
第1期とは作品の空気感もまた違っていましたし、普通に視聴者として楽しめたらよかったんですけど、どうしてもエリスの気持ちが自分の中に重なってしまって。ルーデウスの物語を見届けたい。でも、エリスを演じてきた身としては、少し胸が痛む。そんな感覚がありました。
それでも、イベントに呼んでいただく機会もあって、「第2期のお話をするのに、見ていないわけにはいかない」と思ったんです。もちろん『無職転生』という作品が大好きですし、この先どうなっていくのかも知っていました。だから思い切って見てみたら……めちゃくちゃ面白かったです(笑)。ただ、エリスとしては、どこか薄目で見ているような感覚もあって。監督にも「なかなか見られなかったんですけど、実際に見たらすごく楽しかったです」とお伝えしました。
それに、ルーデウス役の内山夕実ちゃんが本当に頑張っていたんです。私は第2期に直接関わっていなかったにもかかわらず、相談してくれたり、いろいろ話してくれたりして。だから私自身も、作品の外側にいながら、ずっと本気で応援していました。
自分のその距離感やスタンスが正しいのかは、正直少し難しいところもありました。でも、それを受け入れてくださる方が多かったのはありがたかったです。エリスとしては少し目を細めながら、でも視聴者としてはしっかり心を動かされながら、本当に複雑な気持ちで見守っていました。
■加隈亜衣が見つめた、エリスの不器用な成長と変化
――『無職転生II』でエリスが登場しない間、加隈さんはルーデウスたちの物語をどのような気持ちで見守っていましたか?
加隈:ルーデウスがどんどん深いところに落ちていく姿を見るのは、やっぱり苦しかったです。しかも第2期では、ルーデウスとシルフィの距離が少しずつ縮まっていくじゃないですか。そこで「おや、これはもう見られないぞ」と(笑)。最初の頃は、なかなか向き合えませんでした。
第1期とは作品の空気感もまた違っていましたし、普通に視聴者として楽しめたらよかったんですけど、どうしてもエリスの気持ちが自分の中に重なってしまって。ルーデウスの物語を見届けたい。でも、エリスを演じてきた身としては、少し胸が痛む。そんな感覚がありました。
それでも、イベントに呼んでいただく機会もあって、「第2期のお話をするのに、見ていないわけにはいかない」と思ったんです。もちろん『無職転生』という作品が大好きですし、この先どうなっていくのかも知っていました。だから思い切って見てみたら……めちゃくちゃ面白かったです(笑)。ただ、エリスとしては、どこか薄目で見ているような感覚もあって。監督にも「なかなか見られなかったんですけど、実際に見たらすごく楽しかったです」とお伝えしました。
それに、ルーデウス役の内山夕実ちゃんが本当に頑張っていたんです。私は第2期に直接関わっていなかったにもかかわらず、相談してくれたり、いろいろ話してくれたりして。だから私自身も、作品の外側にいながら、ずっと本気で応援していました。
自分のその距離感やスタンスが正しいのかは、正直少し難しいところもありました。でも、それを受け入れてくださる方が多かったのはありがたかったです。エリスとしては少し目を細めながら、でも視聴者としてはしっかり心を動かされながら、本当に複雑な気持ちで見守っていました。