クランクイン!
  •  『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』の公開&来日を控えるジェ―ム・キャメロン監督が、同作に生成AIを使用していないことを宣言した。  1985年に第1弾が公開された「ターミネーター」シリーズで、人工知能に警鐘を鳴らしたことで知られるキャメロン監督。ComicBook.comの最新インタビューで、生成AIよりも、より大規模な人工知能の脅威を懸念していると述べ、人類の利益になる機能のみに制限されるべきだが、宗教や政治姿勢によって立場が異なり、合意が取れずにいると指摘した。
     「生成型AIに否定的ではない」とした上で、「ただ、『アバター』の映画では使用していないことを指摘したい。我々は俳優たちを称え、称賛しています。俳優を代替するつもりはない」と語った。
     生成AIとの関係については「いずれ分かる。ハリウッドはそのうち自主規制すると思う」とコメント。「私たちは乗り越える方法を見つけられるだろうけれど、アーティストとして生き残ることができたらの話だ。だから私が懸念しているのは、そうした問題よりも、大規模人工知能の存在がもたらす脅威だ」と加えた。
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