「ロード・オブ・ザ・リング」や「X-メン」シリーズなどで知られる名優イアン・マッケランが、性的暴行などの罪で有罪となった元大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインの裏操作のせいで、同性愛を公表している俳優初のオスカーを逃したと訴えた。 DailyMailによると、これまで2度アカデミー賞にノミネートされているイアンが、この度ロンドンのゲイバー「Two Brewers」で講演を開催。『ゴッド・アンド・モンスター』(1998)でオスカー有力視されていたものの、ワインスタインによる妨害を受けたと主張。結果、彼のスタジオが手掛けた『ライフ・イズ・ビューティフル』のロベルト・ベニーニに賞が渡ったと訴えたそうだ。
「この賞を受賞する初めてのゲイと公言している俳優であることを誇りに思います」と書いたスピーチのメモを用意していたと話すイアンは、「『ゴッド・アンド・モンスター』は画期的な作品で、私も業界のその方面に受け入れられました。オスカー候補となりましたが、オスカーを受賞することはありませんでした」と述懐。そしてワインスタインを名指しして次のように語った。
「この賞を受賞する初めてのゲイと公言している俳優であることを誇りに思います」と書いたスピーチのメモを用意していたと話すイアンは、「『ゴッド・アンド・モンスター』は画期的な作品で、私も業界のその方面に受け入れられました。オスカー候補となりましたが、オスカーを受賞することはありませんでした」と述懐。そしてワインスタインを名指しして次のように語った。