クランクイン!
  •  『ゴジラ』シリーズの最新作『ゴジラ‐0.0』でも監督・脚本・VFXを担当することが発表されたばかりの山崎貴。彼が監督を務め、のちにシリーズ化された映画『ALWAYS 三丁目の夕日』の劇場公開から20周年を迎えた。ここでは、1950年代後半の東京・下町で生きる市井の人々を演じたキャスト陣のその後のキャリアについてまとめてみたい。
    ■吉岡秀隆
     亡くなった祖母から引き継いだ菓子店を細々と経営しながら児童向け冒険小説を執筆し、一流の小説家を目指している茶川竜之介を演じていたのは吉岡秀隆。本作で第29回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した吉岡は、シリーズの全作品で主演を務めたほか、2022年劇場版も製作されたドラマ『Dr.コトー診療所』シリーズ(フジテレビ系)でも主人公を演じた。以降も映画やテレビドラマの話題作に数多く出演。近年は『男はつらいよ お帰り 寅さん』や『ゴジラ‐1.0』、実写版の『秒速5センチメートル』などに出演。12月には出演作『火星の女王』(NHK総合)の放送も予定されている。
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