4月に放送がスタートした連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合ほか)も、最終話まで残り1ヵ月ほどとなった。『アンパンマン』の産みの親でもある漫画家で絵本作家のやなせたかしさんと妻の小松暢さんをモデルに、嵩(北村匠海)とのぶ(今田美桜)の半生を描く本作。物語の中では数十年が経過しているとあって、劇中キャラクターたちにはそれぞれ変化が。今回は、特に変化が大きい3キャラクターについて深堀していこう!
■登美子(松嶋菜々子)
劇中の激変ぶりに驚かされるキャラクター1人目は、嵩の母、登美子。夫に先立たれ、幼嵩と共に御免与町にやってくるも、嵩たち兄弟を置いて姿を消してしまう。その後は、高知や東京でことあるごとにのぶと嵩の前に現れては、2人を翻ろうする。
そんな登美子は、戦前~戦後通して毎度美しい着物姿で登場。東京で嵩と再会を果たした際には、昭和初期に人気だった“フィンガーウェーブ”を施したモダンなヘアスタイルが美しかった。嵩が作曲家や詩人として活躍し始めた最近の放送では、広い自宅でお茶の教室を開く先生に。髪には白髪が混じりメイクも老いを感じるものに変化したことでしっかりと時の重なりを意識させながらも、登場当初からの美しさはしっかりと残っているのがすごい。こんな年の取り方をしたいものだ。
■登美子(松嶋菜々子)
劇中の激変ぶりに驚かされるキャラクター1人目は、嵩の母、登美子。夫に先立たれ、幼嵩と共に御免与町にやってくるも、嵩たち兄弟を置いて姿を消してしまう。その後は、高知や東京でことあるごとにのぶと嵩の前に現れては、2人を翻ろうする。
そんな登美子は、戦前~戦後通して毎度美しい着物姿で登場。東京で嵩と再会を果たした際には、昭和初期に人気だった“フィンガーウェーブ”を施したモダンなヘアスタイルが美しかった。嵩が作曲家や詩人として活躍し始めた最近の放送では、広い自宅でお茶の教室を開く先生に。髪には白髪が混じりメイクも老いを感じるものに変化したことでしっかりと時の重なりを意識させながらも、登場当初からの美しさはしっかりと残っているのがすごい。こんな年の取り方をしたいものだ。