クランクイン!
  •  綾瀬はるか主演の映画『ファーストボイス』が本日10月2日に公開。本作より、本作の着想の元となった実在の福岡セクシュアル・ハラスメント裁判で原告代理人を務めた元弁護士・辻本育子氏と、現役弁護士・原田直子氏との初鼎談が実現した。 ディスコでミラーボールがきらめき、日本が好景気に沸いたバブル経済絶頂期の1989年。女性は結婚までの“腰掛け”として働く存在だと、多くの人が思い込んでいた時代に、日本で初めて「ハラスメント」が“事件”となった。この裁判を一つの契機に国は法律を改正し、社会の“常識”やルールも大きく変わっていく。本作は、その時代を背景に、新たな未来を切り開くために声を上げ続けた型破りな弁護士たちの実話に着想を得たフィクションだ。
     綾瀬が演じる主人公・朝日道子は、辻本と原田、二人の姿を一人のキャラクターに集約し、綾瀬への当て書きとして作られた役柄。今回の鼎談では、綾瀬自らがインタビュアーとなり、二人に当時の裁判の裏側や、現代にも通じる社会問題について話を聞いた。
     鼎談の冒頭では、綾瀬演じる朝日道子について、辻本が「こんなに綺麗な方に演じていただいて少し違和感がありましたが、本当に素敵で嬉しかったです」と笑顔を見せる。劇中でデスクに資料が積み上がっている様子や乱れた髪型については、原田が「あのあたりは私ですね」と、自身の姿が反映されていることに親近感をのぞかせた。
     また、綾瀬が「当時、お子さんも育てながら(仕事を)やっていらっしゃったんですよね?」と尋ねると、辻本は育児をしながら裁判に取り組んでいた当時を振り返り、夕方の2時間だけ一度帰宅して料理をし、再び事務所に戻って仕事をしていたという日々を明かした。そのエピソードに綾瀬が「パワフルですね!」と驚くと、原田は「でも、当時の働いている女性はみんなそうでした。私たちだけが特別じゃないなと思っていました」と語った。
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