クランクイン!
  •  『アバター』シリーズに出演するシガニー・ウィーバーが、ジェームズ・キャッメロン監督が同シリーズに採用したパフォーマンスキャプチャ技術を称賛し、「むしろ反AI」だと讃えた。VarietyやDedlineなど米メディアが伝えている。 キャメロン監督が前作以来3年ぶりに来日し、12月10日に都内で開催された映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』ジャパンプレミアに登場するなか、シガニーは同じ頃、サウジアラビアで開催された紅海映画祭に出席。
     スピーチでキャメロン監督の撮影技術を絶賛し、「ジム(キャメロン監督の愛称)は、俳優がどんな役でも演じられるよう、この技術を開発しました。AIではありません。むしろ反AIです」と述べ、この技術が業界全体で使用される日が待ち遠しいと語ったそうだ。
     キャメロン監督とチームは、 『アバター』シリーズ制作のために、複雑なリグを用いて俳優の動きをリアルタイムで記録し、その映像をデジタル作品と合成する新たなパフォーマンスキャプチャ技術を開発。生成AIを使用せずに、俳優の細かな表情からデジタルキャラクターを構築するものだそう。この技術の恩恵をうけ、76歳のシガニーは前作に続き、新作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』でも、14歳のナヴィ族の少女キリを演じている。
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