大ヒットBLドラマ『2gether』のチャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督が、東京とバンコクを舞台に紡ぐ新たなラブストーリー『(LOVE SONG)』(10月31日公開)。大学時代に突然姿を消した初恋の人・カイと、異国の地タイで6年ぶりに再会したソウタ。心に封じた淡く切ない想いが静かに動き出す一方で、カイもまた、あの頃歌った“未完成のラブソング”をずっと胸の奥に抱え続けていた――。そんな不器用でピュアな2人の“両片想い”を、ソウタ役の森崎ウィンとカイ役の向井康二が愛おしさたっぷりに体現。撮影を通じてすっかり仲良しになった2人が、初対面で感じた空気や、リアルにキュンとしたと振り返るラブシーンの裏側、そして出会いから受けた刺激までを、時に笑いを交えて語ってくれた。
■初対面で安心感 「ちょっと弱みを見せてもいいかもしれない」と思えた
――森崎さんは、メーカーの研究員で几帳面な性格のソウタ役。ご自身とは真逆のキャラクターで不安もあったそうですね。本読みで向井さんと対峙して「踏み込んでいいと思えた」とコメントされていました。
森崎:脚本を読んだ段階では、いろいろ想像して「こうかな」「ああかな」って考えるんですけど、やっぱり一番時間を長く過ごす相手役がどういう人かって大きいじゃないですか。カイはテレビで見る“こうちゃん”のイメージともまた違うと思っていたので、最初は「実際会ったらどうなんだろう」「人間的に合うかな…」ってすごく考えていました。
でも、本読みの前に、監督がタイから来られた時に少しだけあいさつする機会があって。その時、ほんのすれ違い程度だったのに、なんか“初めまして感”がなかったんですよ。うまく言葉にできないけど、もう「大丈夫だな」って。ちょっと弱みを見せてもいいかもしれないって感じたんです。
それで実際に本読みでこうちゃんの声を聞いた瞬間、すごい安心感がありました。ソウタって気風が激しいところもあって、正直自分でもつかみきれない部分があったんですけど、「彼がどしっと構えてくれてるなら、飛び込んでいいんだ」って思えたんです。
■初対面で安心感 「ちょっと弱みを見せてもいいかもしれない」と思えた
――森崎さんは、メーカーの研究員で几帳面な性格のソウタ役。ご自身とは真逆のキャラクターで不安もあったそうですね。本読みで向井さんと対峙して「踏み込んでいいと思えた」とコメントされていました。
森崎:脚本を読んだ段階では、いろいろ想像して「こうかな」「ああかな」って考えるんですけど、やっぱり一番時間を長く過ごす相手役がどういう人かって大きいじゃないですか。カイはテレビで見る“こうちゃん”のイメージともまた違うと思っていたので、最初は「実際会ったらどうなんだろう」「人間的に合うかな…」ってすごく考えていました。
でも、本読みの前に、監督がタイから来られた時に少しだけあいさつする機会があって。その時、ほんのすれ違い程度だったのに、なんか“初めまして感”がなかったんですよ。うまく言葉にできないけど、もう「大丈夫だな」って。ちょっと弱みを見せてもいいかもしれないって感じたんです。
それで実際に本読みでこうちゃんの声を聞いた瞬間、すごい安心感がありました。ソウタって気風が激しいところもあって、正直自分でもつかみきれない部分があったんですけど、「彼がどしっと構えてくれてるなら、飛び込んでいいんだ」って思えたんです。