クランクイン!
  •  21年ぶりに連続ドラマ主演を務める俳優・ミュージシャンの及川光博と、7年ぶりにドラマ出演するアーティストで俳優の手越祐也によるテレビドラマ『ぼくたちん家』(日本テレビ系/毎週日曜22時30分)が現在放送中。及川は心優しきゲイ・波多野玄一を、手越は玄一の恋の相手役・作田索を演じ、15歳の俳優・白鳥玉季が演じるトーヨコ中学生の楠ほたるが、玄一と索をつないでいく。今回クランクイン!は及川と手越にインタビュー。二人とも「自分のことがあまり好きじゃない不器用な人」や「人の目を気にしすぎる人」に本作を見てほしいと語り、それぞれのポジティブでいる秘けつも明かした。
    ■「ドッキリじゃないの!?」とオファーを疑った手越
     数々のドラマや映画で活躍し、そのカリスマ性と確かな演技力で常に観客を魅了し続けてきた“永遠の王子”こと及川が、連続ドラマの単独主演を務めるのは『ミステリー民俗学者 八雲樹』(テレビ朝日系)以来21年ぶり。さらにGP帯(ゴールデン・プライム帯)単独主演は本作が初めてとなる。
     10月24日に56歳を迎えた及川は「還暦までにもう一度主演を務めてみたい」と、かねてから家族や友人に話していたそう。「決まった時は、『あら本当に来たわ』と…。やっぱり言葉に出していると夢は実現するんだなと思いました。なので、周りのみんなも喜んでくれていますし、より親しい人は働きすぎを心配しています(笑)」と話す。
     一方で手越がドラマ出演を果たすのは、『ゼロ 一獲千金ゲーム』(日本テレビ系)以来7年ぶり。最初は疑心暗鬼だったそうで、「オファーをいただいた時は、僕も周りも『ドッキリじゃないの!?』と思っていました。それこそ『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の復帰も、いきなり後ろから巨大虫取り網で捕まえられましたから(笑)。他の局でもドッキリが2〜3発続きまして、今回も『大掛かりなドッキリを仕掛けてきたな』って思いました」と笑いながら振り返る。
     そんな中で確信を持てたというのが、共演者やスタッフたちの豪華な顔ぶれ。手越は「(スタッフや出演者の)ラインナップが“ガチ勢”だった」とオファーを受けた当時の様子を語る。
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