クランクイン!
  •  世間の古い常識や偏見で凝り固まった昭和の“おっさん”がLGBTQ+や推し活、二次元LOVE、メンズブラ……といった新しい“常識”に出会ったことで、自身を少しずつアップデートしていく姿を描き、熱烈なファンを生んだドラマ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』。このたび映画化が実現し、にぎやかで温かな主人公一家がスクリーンにお目見えする。メイクやかわいいものが大好きな息子・翔役の城桧吏は、「翔はさらに成長しています」とにっこり。『おっパン』の現場の特別さや、自分の「好き」を追い求める翔からもらった勇気。憧れの俳優像まで、18歳の胸の内を語ってもらった。
    ■「翔は支えられる側から、支える側に成長」
     映画版には、『おっパン』ファミリーが総登場。絶賛アップデート中の主人公・誠(原田泰造)、ボーイズグループの推し活中である妻・美香(富田靖子)、不登校から復帰した高校生の息子の翔、二次創作のBL同人活動をしている大学生の娘・萌(大原梓)。愛犬カルロスが見守るなか、沖田家の面々に降りかかる新たなる疑問や難題を描いたオリジナルストーリーが展開される。
     「映画化」という一報を聞いた時、城は「またあの家族と一緒に撮影ができるんだ! 皆さんと会える!と楽しみになりました」と大喜びしたそう。「撮影現場では、スタッフの皆さんが『おかえり』と声をかけてくださって、『おっパン』の現場に帰ってきたんだなとすぐに実感することができました。『おかえり』と言っていただける現場に来られることもなかなかないことなので、ものすごくうれしかったです」と再会に感激しきり。
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