クランクイン!
  •  映画『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督がメガホンをとり、「007」シリーズのジェームズ・ボンド役を卒業したダニエル・クレイグが主演を務める映画『クィア/QUEER』より、グァダニーノ監督が撮影秘話を明かすコメント、衣装を手掛けたデザイナーのジョナサン・アンダーソンのインタビュー、新たな場面写真が到着。併せて、J.W.アンダーソンによる映画オリジナルグッズの再販も決定した。 本作は、ルカ・グァダニーノ監督×ダニエル・クレイグが贈る、いちずな恋のために地の果てまでも行く男の、切ないラブストーリー。原作はビート・ジェネレーションを代表する作家ウィリアム・S・バロウズが、謎多き人生を赤裸々につづり、一度は出版を封印した自伝的小説。
     1950年代、メキシコシティ。退屈な日々を酒や薬でごまかしていた米国人駐在員のリーは、若く美しくミステリアスな青年ユージーンと出会う。一目で恋に落ちるリー。渇ききった心がユージーンを渇望し、ユージーンもそれに気まぐれに応えるが、求めれば求めるほど募るのは孤独ばかり。ある日、リーは一緒に人生を変える奇跡の体験をしようと、ユージーンを幻想的な南米への旅へと誘い出すが─。
     『君の名前で僕を呼んで』でひと夏の切ない恋を描いたルカ・グァダニーノ監督が、今度は愛する相手と心身共にひとつになりたいと切望する男を描く。主人公の孤独な中年男リーを演じるのは、007シリーズの主人公ジェームズ・ボンドのよろいを脱ぎ捨てた新生ダニエル・クレイグ。ボンドとは全く異なる魅力で、自分を保てないほどに相手を求める圧倒的ピュアネスを演じきる。
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